【技術者転職専門メディア】 目次
「このまま、この職場にいていいんだろうか――」
そんな漠然とした不安が頭をよぎるようになったのは、30代に入ってからでした。
- 給料はなかなか上がらない
- 上司や同僚と合わないわけじゃない
- 仕事自体にも慣れてはきた
でも、「このまま定年までここで働いて、後悔しないか？」とふと立ち止まる瞬間が増えたんです。
技術職として働いて10年以上、誇りを持っていた仕事にも、どこかマンネリを感じていました。
転職したい。でも不安。
そんな気持ちを抱えながら、僕が“最初の一歩”を踏み出してから、上場企業に内定するまでの道のりを、今回はリアルにまとめました。
きっかけは、「このままでいいのか？」という違和感だった
技術職として10年以上働いてきたなかで、ものづくりの現場に携わることには確かにやりがいを感じていました。
でも、ある時から「このまま、今の会社で年齢を重ねていっていいんだろうか？」と感じるようになったんです。
- 年収が長年ほぼ横ばいだったこと
- 技術者としての裁量が限られていると感じたこと
- 評価制度やキャリアの先行きが見えづらかったこと
そして何より、家族や将来の暮らしを考えたときに、「今のままでは不安定だ」と思ったんです。
「やっぱりもっと、“選べる立場”になりたい」
そう思ったことが、転職を本気で考えるきっかけになりました。
転職活動、まずは“相談するだけ”だった
転職を決意したとはいえ、最初の一歩を踏み出すのは正直かなり不安でした。
そこで僕が最初にやったのは、転職エージェントに「相談だけしてみる」ことでした。
僕が使ったのは、メイテックネクストという技術職に特化した転職エージェント。
最初は営業されるだけじゃないかと警戒していましたが、実際には、
- 悩みの言語化
- 希望条件の整理
- 自分に合う求人の提案
をしてくれて、目の前がスッとクリアになった感覚がありました。
面接で“やばいかも”と思ったけど、通過できた理由
面接当日は緊張しすぎて、正直うまく話がまとまらず、自信がありませんでした。
特に志望動機の説明では、話が散らかってしまい「伝わったのかな…」と不安でした。
でも、こんな質問に対して、自分の言葉で答えたことを覚えています。
「前職で、他部門の方と仕事をするうえで、どのようなコミュニケーションを図っていましたか？」
僕はこう答えました。
「お互いの仕事の優先順位も違うと思いますので、協力関係を大事にして、相手の立場を尊重しながら“今、何を共有すればお互いにとって有益か”を考えてコミュニケーションを取っていました。」
結果的に、この回答が好印象だったようで、無事に一次面接を通過できました。
完璧じゃなくても、自分の経験に基づいた言葉なら伝わる。
それを実感した瞬間でした。
転職して、世界の“色”が変わった
転職前は、「このままでも生活できるし、別にいいか」と思っていました。
でも、いざ転職してみると、見える世界が一変しました。
- 年収がアップして、生活に余裕ができた
- 評価される環境で、自信を取り戻せた
- 将来への見通しが立ち、焦りが消えた
そして何より、働くことに誇りが持てるようになったんです。
小さな成功体験が積み重なって、「もっと成長したい」と心から思えるようになりました。
たった一度の相談が、想像していなかった未来を連れてきた
転職エージェントに相談したとき、僕は「新しい会社を紹介してもらう」つもりでいました。
でも担当者はこう言ってくれました。
「もちろん他社も紹介しますが、●●さんにとってベストな選択肢は、場合によっては前職に戻ることも選択肢に入りますよ。」
自社利益ではなく、本当に自分にとって一番良い選択肢を親身に考えてくれた。
それが心に深く響き、安心して次の一歩を踏み出すことができました。
「相談するだけ」でも、未来はきっと動き出す
もし、今の職場に少しでも違和感を感じているなら。
将来にぼんやりした不安を抱えているなら。
まずは、「相談だけ」してみることをおすすめします。
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未来は、相談したその瞬間から動き出す
このnoteを読み終えたあなたに、最後に伝えたいことはただ一つです。
迷っているなら、まずは相談してみてください。
小さな一歩でも、未来はきっと動き出します。
僕もそうでした。
あなたにも、きっと大丈夫です。
応援しています。